中編、”石見銀山””小屋原温泉”編に続く第三弾、

　　　　　　　後編”温泉津温泉””カフェロッソ”編、です！

小屋原温泉で一泊し、感動のラムネ泉を堪能。いよいよ最後の一湯♨

岩見銀山の積出港として栄えた港町”温泉津”の名湯、”温泉津温泉” 。

三朝温泉、玉造温泉、と並ぶ、山陰を代表する古湯です。

お邪魔したのは、温泉津の二大共同浴場の一つ ”温泉津温泉 薬師湯”♨
日本温泉協会から、温泉評価が最高の”オール５”のお墨付きをもらった、
”全国屈指の実力派の温泉場”です。楽しみ♪

泉質は、ナトリウム・カルシウムー塩化物泉。
成分総計は、8,580mg/kg と、オール５も納得の良質な濃厚温泉。
泉温は45.8℃ 。今回巡った（三瓶山麓の）温泉に多かった”ぬる湯”

ではなく、一般に”入浴に適温”と言える温度。もちろん、源泉掛け流し。

薄い”エメラルドグリーン”は、時に”黄金色”になる事も。

浴室に入れば、とにかく目に飛び込む、源泉成分の堆積物！

鍾乳石状態、もう凄すぎて、浴槽も床も見えません！

この少し”しょっぱ目”の温泉、マイルドな入浴感ながらも濃厚な

源泉パワーを感じ、名声に恥じない素晴らしい名湯でした！

この薬師湯さん、魅力的なのは、温泉・浴室だけではありません。
２階の休憩コーナーは、大正浪漫的（Da Binji のイメージ）な造りで、
他では味わった事の無い、時間が止まった様な、何とも不思議な雰囲気。

休憩室への階段の踊り場には、骨董品の様なデスク＆チェア＆古い写真。
デスクの日記帳には、薬師湯を訪れた方々の様々な想いが。。。
Da Binji も、温泉津と薬師湯の感動を、しっかり記してきたのでした ♫

休憩コーナーから、小雨ふる静かな”温泉津の温泉街”を眺めながら、
”また、温泉津の湯に入りに来るぞ！”と一人呟いたDa Binji でした。

最後の温泉地”温泉津”を後にし、帰路につくべく、国道９号を

鳥取県・米子方面へ車を走らせた Da Binji 。

（行きの広島経由から、帰りは鳥取県・米子経由に変更）

途中、二重の虹を眺めながら、今回の温泉探訪を振り返り。

山陰・岩見エリアの温泉たちはどれも、期待を超える、魅力的な

良質温泉でした。昔の湯治場そのままのいで立ちで、快適設備は殆ど

無いものの、源泉そのままを大切に提供する本質を感じました。

この素晴らしい温泉たちを後世に残すべく、ご興味を持たれた方々、

是非この名湯たちにお入り下さい！

ここからは、温泉探訪番外編。

温泉津温泉から米子に行く道中、ちょっとコーヒータイムの寄り道。

島根県安来市（ドジョウすくいの安来節で有名な）の有名カフェ、

カフェロッソ（CAFE ROSSO）へ ☕

日本が誇る名バリスタ、門脇洋之氏のお店です。

（世界バリスタチャンピオンシップの準優勝者です！）

５年ぶりの再訪です。

中海（湖）の入り江に面したこのお店、全ての席から湖が臨めます！

今回は、残念ながら、門脇氏は出張との事で不在。残念！

（前回は、門脇氏と”カフェ”や”車（主にフランス車）”について

　20分ほどお話しできました。）

門脇氏不在でも、美味しいコーヒーとラテは健在 ☕

折角なので、カフェロッソで一番深煎りのコーヒー豆を購入。

（今、まさに飲んでいます☕）

”コーヒー豆”と”三瓶高原茶”と”秘湯の想い出”を土産に、島根県から

国道９号を鳥取県・米子市へ。鳥取県・米子ICから米子・中国・名神

と高速道路を乗り継ぎ500km、名古屋に向かうDa Binji でした

☆今回の詳細は、”Da Binji のブログ”に記してあります。ご覧下さいね！

前編 ”三瓶温泉””千原温泉”編に続く第二弾の中編、

　　　　　　　　　　　　　　　”石見銀山””小屋原温泉”編です ♫

千原温泉、感動の足元湧出湯で、温泉エネルギーを吸収した Da Binji 。
朝から温泉に入りっぱなしだったので、ここで、温泉はちょっと一休み。
せっかくココまで来たので、やっぱり、あの世界遺産へ行かねば！
という訳で、一路、”石見銀山” へ！

銀山坑道を見学する前に、まずは、羅漢寺へご挨拶に。

ここには、五百の羅漢様が祀られていて、必ず似ている羅漢様が見えるとか。

仏様と羅漢様へのご挨拶を済ませると、レンタサイクルを借りて、

一般見学の出来る坑道 ”龍源寺間歩” へ！ ここは、坑道の入口です。

坑道は全長273m。灯りが無いと、全く歩く事が出来ません。

"坑道から枝分かれしていく支道"は物凄く狭く（もちろん入れない）、

”昔の人は、暗闇でこんな狭い所を、よく掘り進んでいったな！”

と感嘆！

銀山坑道を抜けると、そこは、空気の澄んだ穏やかな林。

暗闇から眩しい世界に出て、改めて、太陽の有り難さを感じます。

”龍源寺間歩”からレンタサイクルでスタート地点に戻り、

レンタサイクルを返却。

銀山地区の風情ある街並み”大森地区”をそぞろ歩き。

洒落たカフェ・食事処・駄菓子屋さんなどがあり、結構

雰囲気を楽しめます ♫

石見銀山エリアでかなりノンビリしてしまい、気が付くと

かなりイイ時間。

急いで、次の目的地、”小屋原温泉” に向かいます

石見銀山から、再び三瓶山麓方面へ戻ります。
小屋原温泉は、三瓶温泉とは三瓶山を挟んで反対側、三瓶山麓の北西。

山奥の小さな渓流を上がっていくと、そこに、

小屋原温泉の一軒宿”熊谷旅館”があります。

小屋原温泉・熊谷旅館は、民家の集落から離れた、静かな渓流沿い。

他には何もない、静かな時間が流れています。

熊谷旅館さんには、男女別の大浴場はありません。

空いていれば入れる貸切個室浴槽が４室。客室は全５室。

ほぼ、入りたい時に入れます♫　ここは、一番手前の浴室。

泉質は、含二酸化炭素ーナトリウム・マグネシウム・カルシウムー塩化物

・炭酸水素塩泉。俗に”ソーダ泉””サイダー泉”と言われるタイプ。

もちろん、源泉掛け流しです。

ここは、Da Binji が雰囲気的に一番気に入った、二番目の浴室です。

”何だか汚いお風呂だな～”と思うことなかれ。

成分総計は、9,300mg/kg と濃厚な温泉。

浴槽にも床にも、源泉成分の堆積物がビッシリとついているのです。

堆積物は、緑と赤茶の混ざった色で、鉄分の影響を感じさせます。

浴槽の底やヘリを触ると、レンガの溶けたような成分がベットリ。

”濃い源泉に入ってるんだなぁ～”と、しみじみ感じいります。

３分ほど湯船に体をしずめると、ラムネの様な泡が全身を包みます。
源泉を口に含めば、少ししょっぱめの薄いラムネ味。まさに、ラムネ泉です。
37.6℃と泉温は低めなので、ゆっくり長湯を楽しめます。

小屋原温泉、泡に包まれながら長湯を楽しめる、寛ぎの良いお湯でした！

次回、後編、”温泉津温泉””カフェロッソ”編、に続きます！

☆今回の詳細は、”Da Binji のブログ”に記してあります。ご覧下さいね！

温泉探訪、今回は、”東北・九州よりも湯治場風情が残る秘湯がひしめく”

と一部温泉マニアに囁かれる ”山陰地方・島根県・岩見エリア” へ♨

（地図の赤マルの辺り、です）

名古屋から、東名阪・新名神・名神・中国自動車道と高速道路を乗り継ぎ、

広島県・三次ICを下車、国道54号線を北上し島根県に入り、岩見エリアへ。

500㎞、6時間半のロングドライブです

岩見エリアに到着。さらに、温泉が集中する、活火山・三瓶山の

山麓エリアへ車を進め、三瓶山南麓にある褐色の名湯”三瓶温泉”へ。

今回は、掛け流しの浴槽が充実している”さんべ荘”さんにお邪魔しました！

泉質は、炭酸水素や鉄分も豊富な”ナトリウムー塩化物泉”。
成分総計は、2,520mg/kg と、少し濃い目。

三瓶温泉は、山陰地方屈指の豊かな源泉を誇り、数件の宿・日帰り温泉しか
ない中で、湧出量は余裕の2,600L/分。
源泉の大半が使われずに川に流れてしまう、という贅沢さ！です。

泉温は37.5℃と低め。ぬる湯なので、ゆっくり長湯に向いています。

この浴槽は、ぬる湯が苦手な方の為の、加温した掛け流し浴槽です。

源泉は緑褐色ですが、加温すると赤茶褐色になります。

Da Binji は、加温ナシの源泉掛け流し浴槽を中心に入浴。

ぬる湯ながら、風呂上りは芯からポカポカする温もりの湯、でした ♪

この浴槽は、加温に加えて、源泉の溶存物質をろ過した、掛け流し浴槽。

温泉成分がカットされているので、無色透明です。

最近は、”湯の花などの源泉成分”を、”汚れや不純物”ととらえて嫌う方が

増えている為、せっかくの源泉成分をろ過する温泉施設が増えています。

”温泉の有り難い成分”をカットするとは、何だかおかしな話ですね。。

”さんべ荘”がある三瓶温泉は三瓶山(1,126ｍ)の南の中腹にあり、
お宿からは高原の景色が楽しめます

三瓶温泉で頂いた”三瓶高原茶”は、あまり飲んだ事のない独特の香ばしさ ♫

迷わず、何袋か購入しました！

（来院者様、ご希望の方にお出ししています。お早めに！）

”三瓶温泉・さんべ荘” さんで一泊。次の温泉に向かいます。

途中、三瓶山麓の高原を愛車（の代車のＶＷゴルフ）で疾走した

のですが、人口物が一切見えない素晴らしい景観で、感激！

次に向かったのは、湯治場の雰囲気そのままの秘湯”千原温泉”♨

その一軒宿（現在は日帰りのみ）、”千原湯谷(ゆんだに)湯治場”。

この温泉は、全国的にも希少な”足元湧出温泉”（注）です！

（注）源泉が湧き出ている真上に湯船を作ったモノ。大気に触れる

　　　前の、最もフレッシュな源泉を味わえる、温泉の最高形態。

どうです、この風情！　

昔ながらの湯治場の雰囲気が、温泉魂を揺さぶります！

泉質は、”含二酸化炭素・ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉”。
成分総計は、11,540mg/kg と特濃！もちろん、源泉掛け流し。
泉温は34.5℃と低めですが、しばらくお湯に浸かると、ジンワリ温もってきます。

湯船につかっていると、足元から、ブクブクと気泡とともに源泉が湧き出し、
足元湧出温泉の醍醐味を満喫できます ♫

施設自体に新しさや快適性は無いですが、これぞまさしく本物の秘湯！
源泉自体の素晴らしさ、源泉の魅力を活かした足元湧出湯、最高です。

次回、中編、”石見銀山”小屋原温泉”編 に続きます！　

☆今回の詳細は、”Da Binji のブログ”に記してあります。ご覧下さいね！

ブログにも紹介した温泉取材旅、”奥飛騨温泉郷・白骨温泉”編。

まず初日は、前半の”奥飛騨温泉郷・新平湯温泉”編。

２種類の源泉を持つお宿、”百姓座敷と源泉の旅館 藤屋”さんです。

総檜造りの爽快な内風呂に、自然と気持ちも昂ります。

２種類の温泉が源泉掛け流し、温泉好きにはたまりませんね！

手前の小さい浴槽が、冷鉱泉（単純温泉）。

奥の大きな浴槽が、高温泉（ナトリウム－炭酸水素塩泉）と

冷鉱泉（単純温泉）のミックス温泉。

暑い日には、冷鉱泉の爽快感がたまりません！

（ここの冷鉱泉は、飲泉もできます！）

露天風呂は、高温泉と冷鉱泉のミックス温泉。

静かな奥飛騨の林に囲まれて、落ち着いた風情に癒されます。

食事処は、奥飛騨の百姓座敷の囲炉裏の間、です。

温泉好きには有名な、奥飛騨料理です。

まだスタート時で、この後、山菜の天ぷら、そば、川魚の棒葉味噌蒸し、

などが来ました（フタの閉まった鍋は、カモの百姓鍋）。

盛上り前の寂しい写真でスミマセン。。

翌日は、奥飛騨・新平湯温泉の藤屋さんを発って、いざ、

次の目的地、白骨温泉へ！

途中、奥飛騨（岐阜）から信州（長野）に抜ける”安房トンネル”

に入る所です。

今回、白骨温泉で選んだのは、食事処ながら日帰り温泉に

定評のある”煤香庵”さんです。

煤香庵さんは、白骨温泉を流れる清らかな渓流沿いにあります。

煤香庵さんは、渓流を見下ろす小さな露天風呂のみ、のシンプルな作り。

そこに、良質な硫黄泉（含硫黄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉）

が源泉掛け流しで注がれます。

新鮮な硫黄泉は、もちろん、飲泉も出来ます！

飲みやすい（少しだけ苦い）、胃腸に良い良温泉です。

硫黄泉の青みがかった乳白色に、乗鞍山系の木々の緑、青い空と白い雲、

が溶け合い、絶妙なコントラスト。心も体も、とろけます。

Da Binji から徒歩６分、名古屋の桜の名所、鶴舞公園へ！

お天気は快晴、平日火曜日のお昼すぎですが、お花見を

楽しむ方が沢山みえました。（Da Binji 推定5000名）

ちなみに、夜桜のお花見客は5割増しくらいです。

お花見で賑わう鶴舞公園内には、昔ながらの屋台、移動式のお店等、

沢山のお店が出ていました。（Da Binji 推定60軒）

昔と違って、ビックリするくらい様々な食べモノ屋さんがありました。

Da Binji的には、知多牛ハンバーガー（愛知県のブランド牛、名古屋

近辺には松阪牛・飛騨牛のハンバーガーもあります）、本格的に淹れる

コーヒー、なんかが気になりました！

中には、こんなお店も。

（名古屋・愛知県のお隣、岐阜県郡上の長良川支流のアユみたいです）

鶴舞公園の中心にある噴水塔。

水しぶきが創る 虹 と 桜 の対比がキレイでした。

鶴舞公園は、芝生やお花畑も広いのですが、

芝生で寝っ転がってお花見（＆お弁当）を楽しまれている方も

沢山みえました。

鶴舞公園は結構広い公園で、中心から５分ほど歩くと人影

もまばらになり、庭園の桜をしみじみと眺める事が出来ます。

お花見客で賑わう雰囲気も楽しくて良いですが、

しみじみ味わう桜も中々のモノです。

お花見客が空を見上げれば、一面、桜、桜。

お花見客で賑わう鶴舞公園には、至る所で大道芸が

行われていました。

鶴舞公園では、普段もポツポツと大道芸が行われているのですが、

今日はお花見客も多く、いつもと盛り上がりが違います。

夜の鶴舞公園も少し散策してきました。

鶴舞公園は、夜になるとバーベキュー＆ビアガーデン会場も出来ます。

ピンボケがひどくてスミマセン。。

夜は花見客がさらに増え、休日の繁華街の混雑でした。

（Da Binji 推定8000名）

写真が今一つですが、実物の夜桜はキレイでした。

夜の噴水塔と桜は、ちょっとしたデートコースの様な雰囲気でした。