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温泉(2016.5.31~6.3)北東北の秘湯(酸ヶ湯温泉編)
青森西端、黄金崎不老不死温泉にて、波打ち際絶景露天と特濃温泉を堪能。
更なる秘湯を求め、青森県の中央部、八甲田山の山麓、秘湯エリアへ!
黄金崎不老不死温泉の側道からR101に入り、海岸線を北上。
まずは、深浦町から鯵ケ沢町へ向かいます。
国道をしばらく走ると、やがて線路と並走します.
この線路が、鉄道マニアに人気の”五能線”。
津軽半島の根元・青森県五所川原市と秋田県・能代氏を結ぶ、単線です。
日本海の海岸線沿いを走り、”素朴な味わい”と”海岸線の素晴らしい景観”
が魅力で、全国の鉄道マニアが一度は乗りたい路線、との事。
画像ではイマイチですが、その場での荒波の迫力と言ったら、もう!
(波を撮るのは難しい。。)
さらにしばらく走ると、本日最初の目的地、”鯵ケ沢町”に到着です。
目的は、鯵ケ沢町の”海の駅 わんど”に売っている、”リンゴのソフトクリーム”。
サッパリと甘すぎないシャリシャリ感が、甘いモノ苦手の Da Binji にもマッチ!
ココに立ち寄ったら、是非ご賞味下さい♫
ここから先は、青森の海岸線を離れ、内陸に入っていきます。
五所川原市に入ると、R339に入り、進路を南東に変えて進みます。
途中、見えてくるスケールの大きな裾野の山は、”岩木山”。標高1,625mの活火山。
青森県・津軽平野の南西部に位置し、山麓の南西部には”白神山地(世界遺産)”が広がり、
その魅力的な山容から”津軽富士”と呼ばれています。
雄大な津軽富士を横切り、八甲田山エリアとの中間点、弘前市に向かいます。
お昼前に弘前市に到着。弘前公園を少し眺めてから、中心街へ昼食へ。
昼食を終えると、車に戻り、場所を最終確認し、ラストスパート!
R102に入り東進、一路、八甲田山の秘湯エリアへ向かいます
R102~R394~R103と国道を乗り継ぎ、八甲田山の山麓を1時間程走ります。
低めの山々の稜線がどこまでも続いています。
東北に来て感じたのですが、こちらの山々は、凄く高い山がそびえている訳では
ないのですが、適度な高さの山々が延々と続いていて、どこまでも続く様な雄大
なスケールがあります。
★普段良く行く”北アルプス・中央アルプス・南アルプル界隈”は、縦に広がる世界。
こちら(東北)は、横に広がる世界。そんな印象を受けました。
山道を登って1時間強、ようやく、”酸ヶ湯温泉”に到着です。
酸ヶ湯温泉は、八甲田山の西麓、標高925mに位置する、北東北を代表する”内湯””湯治場”。
天気予報なんかでは、雪が6~8m積もる所としても有名です。
玄関に入って、フロントで入浴料(¥600/人)を払い、奥に進みます。
奥を右に曲がると、あの混浴大浴場”ヒバ千人風呂”があります。
★ヒバ千人風呂の入浴料で、男女別内湯は別料金です。
そう、今回入るのは、混浴の大浴場(酸ヶ湯温泉は内湯のみ)。
男女別の内湯もあるのですが、この酸ヶ湯のメインはあくまで”混浴のヒバ千人風呂”。
これに入らずして、酸ヶ湯温泉に来た意味は無いのです!(言い過ぎ?)
女性客の為に、ワンピースタイプの”湯あみ着”着用での入浴もOK。(¥1,000です)
湯あみ着は、フロント向かいの売店で購入できます。
ここで、入浴チケットを渡して、男は左、女は右の更衣室へ入ります。
中には籠しかないので、貴重品は、入口横のコインロッカーに入れます。
ココから先(次の画像)は完全混浴で撮影出来ない為、公式HPの画像をお借りします。
これが、北東北の”内湯””湯治”の文化を今に伝える、混浴の”ヒバ千人風呂”です。
総ヒバ造りの素晴らしい空間で、千人は大袈裟でも、文句ナシに圧倒的な空間でした!
女性は、右端の木の板壁の向こうから進み、奥の湯船から入浴します。
奥の湯船は”四分六分の湯”で、泉温は熱めですが、入浴後の温まりは程々。
”熱の湯”の四分六分の温まり。だから”四分六分の湯”
手前の湯船は前述の”熱の湯”で、ぬる湯なれど、入浴後の温まりは上々。
ぬるくてもしっかり温まるから”熱の湯”。
ちなみに、”熱の湯”は貴重な”足元湧出温泉”(温泉の最高形態!)。
生まれたての源泉が、足元からプクプクした泡と共に元気に湧いてきて、最高です!
泉質は、酸性-含硫黄-ナトリウム-硫酸塩泉(硫化水素型)。
成分総計は、5,417mg/kg と、やや濃い目。
青みがかった乳白色なれど、他の乳白色温泉(白骨・乳頭など)と違って、トロトロと
とろみがかった、成分総計以上に重量感を感じる、珍しいタイプ。
p.H1.76とかなり強酸性、口に含むと微かに”しょっぱ酸っぱい”感じ。
湧出量は不明なれど、全浴槽源泉掛け流し、豊かな泉源である事は容易に想像出来ます。
国民保養温泉地第一号に選ばれるのも納得、の名湯です。
温泉(2016.5.31~6.3)北東北の秘湯(黄金崎不老不死温泉編)
荒涼とした大地に佇むスケール満点の野天湯 ”蒸ノ湯温泉”を後にし、
次の秘湯、青森県の”黄金崎不老不死温泉”に向かいます。
蒸ノ湯温泉から八幡平アスピーテラインを下り、R341へ戻りそのまま北上、
鹿角八幡平ICから東北自動車道に入り、秋田県から青森県に向かいます。
青森中央ICで東北自動車道を下車し、青森市街に入ります。
青森市街からR7・R101と西進、大きな”津軽半島の付け根”を横断します。
2時間程走ったのち、ようやく日本海が見えてきます(この辺りは鯵ケ沢町)。
ココから日本海に沿って南下、黄金崎のある深浦町に向かって海沿いをドライブです
青森市街から3時間強、ようやく見えてきました、”黄金崎不老不死温泉”♨
分れた道路、右が新館。左が本館。今回は、新館に宿泊の為、右へ。
旅館の方向に、風車が回っているのが見えます。
内湯から露天風呂に向かいます。
日本海を見下ろしての露天、荒い波音が聞こえ、大迫力です。
泉質は、含鉄-カルシウム・マグネシウム-塩化物強塩泉。
成分総計は、24,710mg/kg と極めて濃厚!
湧出量は、余裕の400ℓ/分。もちろん、全浴槽、源泉掛け流し。
強塩泉の場合は塩分が多いため、どうしても成分総計が多くなるのですが、
不老不死温泉は炭酸水素イオンやメタケイ酸などの他成分も沢山含まれており、
塩分で数値が高いだけの強塩泉ではなく、高バランスの濃厚温泉なのです。
(味は”しょっぱい”ながらも、多彩な成分のおかげでマイルド、です。)
温度は52.2℃で、荒い波打ち際では、すぐに適温になります。
男女別の内湯・露天で体を温めた後、目的の”波打ち際 絶景露天風呂”へ!
こちらは、混浴露天風呂。岩壁の向こうには、女性専用露天風呂があります。
男性は、こちらの混浴に入ります。この時は、女性は入っておらず、一緒に
入浴していた方々の”せっかくだから写真とりなよ!”とのご厚意で、パチリ。
(後から撮影NGを知りました。知らずに撮影、スミマセン。。。)
この日は曇天で、憧れの”夕陽を臨む絶景露天”は叶わなかったものの、大満足♫
湯船に浸かって、向かってくる荒波を眺めていると、曇天である事も忘れて、爽快爽快!
温泉(2016.5.31~6.3)北東北の秘湯(蒸ノ湯温泉編)
1,000kmものドライブの末、北東北の秘湯地帯に辿り着いた Da Binji。
湯治場”玉川温泉”にて、”極上温泉”と”ワイルドな源泉湧出地”を堪能。
次の秘湯に向かいます♨
玉川温泉を後にし、次に向かったのは、荒涼とした山間の野天風呂で名高い、
蒸ノ湯(フケノユ)温泉♨ (秋田県鹿角市)
玉川温泉からR341を20分ほど北上、活火山”焼山”エリアを抜け、岩手県に
抜ける山岳道路”八幡平アスピーテライン”に入ります。
東方面(岩手側)に20分ほど山道を上がると、丘の上からモウモウと立ち上る
湯煙が見えてきます。
この湯煙に向かって車を5分ほど進めると、蒸ノ湯(フケノユ)温泉に到着です。
蒸ノ湯温泉は、八幡平(岩手から秋田にかけて広がる山岳地帯)にある温泉群の
一つで、岩手県側にある”藤七温泉”と並んでスケールの大きな”野天風呂”が
温泉マニアに人気の一軒宿です。
10時半過ぎに到着すると、丁度観光バスが出発し、ガラガラに。
ジャストタイミングの到着です♫
今回は、宿泊ではなく、日帰り温泉での利用。(入泉料¥600/人)
木造校舎の様な館内を進み、まずは男女別の内湯&露天に。
★ちなみに、ご主人は愛知県西尾市(だったと記憶)出身との事で、
同じ愛知県人同士、意気投合(?)。温泉のご説明を丁寧に頂きました♫
こじんまりとした浴槽に、やや泥色白色のお湯が注がれます。
泉質は、単純酸性泉(㏗2.4の酸性泉 と ㏗5.7の弱酸性泉 の複数アリ)。
成分総計は、620.3mg/kg と、濃そうな色のイメージと違って、やや薄め。
★この露天風呂の入口部分に、家の風呂くらいの小さな内湯があります。
樽風呂に浸かっていると、向こうの方に、”旅館”とその下に流れる”渓流”
を臨み、ゆったりと長湯できます。
(四角の湯船は熱湯ですが、樽風呂はぬる湯です。)
見えてきた小屋は、地熱を利用したオンドル式蒸し風呂。
このオンドルで湯治に来た人を”蒸かす”事から、蒸ノ湯 と呼ばれる
様になった、との事。
オンドル式蒸し風呂から少し歩くと、男女別の野天風呂がみえてきます。
”男”の立て札の先が、男湯です。ヒバの立て板に囲まれた向こうが、脱衣所、そして野天風呂。
荒野に佇む掘っ建て小屋、の様です。
温泉(2016.5.31~6.3)北東北の秘湯(玉川温泉編)
今回の温泉探訪は、秘湯の代名詞、北東北へ向かいます!
テーマは、ズバリ、”北東北の秘湯は、今でも秘湯のままなのか?”を探る旅。
名古屋から最初の秘湯・秋田玉川温泉へ!
名二環・東名・新東名・圏央道・東北道の高速を乗り継ぎ、1,000kmの旅、スタートです!
★今回の玉川温泉に続き、蒸ノ湯温泉(秋田)、黄金崎不老不死温泉(青森)、酸ヶ湯温泉(青森)、
乳頭温泉郷・鶴の湯温泉(秋田)、国見温泉(岩手)、と6つの秘湯を6回に渡って
ご紹介します! ご期待下さい!
玉川温泉は、癌や難病などの方の本気湯治で、全国で最も名高い温泉。
長期滞在の湯治客も多く、今回宿泊した本館の向かいには、湯治客専用の湯治棟が。
(画像の右の2階立て部分。23連泊位まで可能、炊事・洗濯が出来ます)
昭和の香り漂う、玉川温泉本館の宿泊棟の4畳半の客室。まさに湯治、の雰囲気。
もう少し広い新しい部屋もあるのですが、今回は満室で取れませんでした。
大学や病院の食堂の雰囲気。メイン料理を3種類の中から選び、サラダや一品はブッフェ形式。
全品、カロリー表示がされていて、湯治客の食事管理をサポート。
玉川温泉本館は、露天風呂ナシで内湯の大浴場のみですが、木造の風格ある造りで、
これで充分!の魅力です。(北東北は、魅力的な内湯文化のメッカ、です。)
泉質は、酸性-含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)・アルミニウム‐塩化物泉。
ph1.05を誇り、”万座””蔵王””草津を凌ぐ”日本一の強酸性泉!
ただ酸性度が高いだけでなく、様々な成分がバランス良く入った
良泉で、成分総計10,617mgの特濃温泉です!
奥には、頭だけ出して入る”箱型蒸し風呂”、そして”飲泉コーナー”もあります。
強酸性ゆえ、水で1/3~1/4に希釈して飲むのですが、Da Binji は知らずにそのまま
希釈せず飲んでしまい、激しくむせました!
翌朝、玉川温泉本館の隣に広がる、源泉湧出地帯を散策。
至る所で、大型掃除機の様な音を出しながら、もうもうと湯煙や水蒸気が噴出し、
地下の温泉溜りのエネルギーの強さを感じます!
遊歩道が細く小さく見えますが、ここ以外は危険で歩けません。
北投石の微量放射線の効能を利用し、岩盤浴による湯治が行われています。
普段は、このエリアのそこかしこに”ゴザ”を敷いて岩盤浴をする湯治客
が溢れているのですが。。。(地熱と放射線を利用した岩盤浴、です)
Da Binji 界隈の春・桜(2016.4.3~6)
今年も探索しました、Da Binji 界隈の春・桜。
名古屋の桜の名所、鶴舞公園に向かいます(Da Binji から徒歩6分)。
鶴舞公園手前、鶴舞駅前にも桜が咲いていました。
★鶴舞公園は、4/3に散策しました!
鶴舞駅を通り越し、鶴舞公園に入ると、広場では大道芸を囲んだ人の輪が。
鶴舞公園では、各所でこんなパフォーマンスが繰り広げられています。
定番の食べ物だけでなく、各国の郷土料理(名古屋には外国人が多い)、
各地のご当地グルメ、淹れ立てのコーヒー、鮎の塩焼き(串刺しの鮎が
何十本も立ててあり、壮観!)、などなど。。
公園の中心部、噴水塔の池の畔、桜が一本佇んでいます。
ここは、桜の撮影スポットになっていました。
(後ほど登場する”夜”の噴水塔と桜、是非見比べて下さいネ)
日を改めて、4/6。(前半の鶴舞公園は4/3)
鶴舞公園は壮大な宴会場で、賑やかでパワフルな桜、でした。
今回は、近所の静かでさり気無い桜を探索に。
Da Binji から東に30秒ほど歩いた所の児童公園。
児童公園から更に東に2分。5,6車線もある大通りにぶつかります。
その大通り沿いに、一本、見事な桜が。
高層マンションを見上げるように、力強く咲いていました。
大通り沿いの桜から北に上がり、若宮大通り(東西の100m道路)に。
そこから進路を西に変更、5分ほど歩くと、堀留水処理センターへ。
柵の向こうの芝生から奥の公園(久屋大通り公園フラリエ)辺りまで、
地下に広大な下水処理施設があるのです!