2016年冬、温泉探訪”奥飛騨3部作”、個性的な宿がひしめく”新平湯温泉”、
奥飛騨最古の古湯”平湯温泉”と続いたので、最終回は、民宿風情が魅力の”栃尾温泉”
と行きたかったのですが、目当ての宿が取れず断念。。
急遽、頼りになるピンチヒッターとして、Da Binji お気に入りの”新平湯温泉”の隠れ家に。
”木造りの小さなお宿 宝美館”は、名前の通り、ひっそり佇む小さなお宿。
一日4組限定で、静かに滞在するにはピッタリ、です。
玄関横には、”奥飛騨・新平湯”界隈に湧き出る名水”たるま水”が頂けます ♫
何でも、この地に伝わる”タルマ姫”の伝説に由来するとか。。
フロントでチェックイン(リピーターはチェックインが簡単!)し、部屋に荷物を下すと、
早速お風呂へ! まずは、2つある貸切露天の1つ、石造りの貸切露天へ♨
泉質は”単純温泉”ながら、湯の花が豊富に浮かぶ良泉♨
湧出量は、共同源泉の為不明ながら、湯量豊富で”源泉掛け流し”。
但し、泉温が高い為(60~80℃)、湧き水等による加水が少々。
この露天風呂からは、素朴な奥飛騨の風景を眺める事が出来ます。
風呂上がりや食後の休憩に最適な”読書コーナー”。
漫画コミックスが並んでいます。
ブラックジャックに熱中してしまいました。。
休憩したら、今度は、貸切内風呂に向かいます。
露天風呂には洗い場が無いため、体を洗う時はコチラの内風呂へ。
宝美館さんは、大浴場は無く、全て”貸切風呂”。
内風呂が二つ(同じ造りのモノが二つ)、露天風呂が二つ(石造り・木造り)。
お風呂を堪能したら、そろそろ夕食の時間。
食事は、客室とは別の”食事用個室”で、落ち着いて頂く事が出来ます。
宝美館さんのお食事は、豪華だったり凄く凝っていたり、ではありませんが、
地のモノ季節のモノを活かしたセンスある手作り料理が並びます♫
(”出来合い品””仕出し品”でない手料理が常に並んでいて、それがイイんです!)
前菜には、地元でその時期に撮れるモノが、良い意味で”田舎料理”風に出されます。
名古屋の様な街ではあまり頂けない、素朴ながら美味で、絶品!
近くの川で捕れた、新鮮な岩魚のお造り。癖がなく食べやすいです。
海のモノのエビは、ご愛嬌。(でも、奥飛騨は実は日本海に近い、のです)
奥飛騨と言えば、やっぱり”飛騨牛”。
小ぶりながらA5等級の上質肉で、中々のお味!
岩魚の塩焼きも、奥飛騨の定番。普通に、当たり前に、美味いです。
時期により、宿により、イワナだったりアユだったり。。
パッと見て、これが判る方は少ないかと。。
実は、これは、”川フグ”つまり”ナマズ”、です。
食べると、何となく、”鳥のつくね”の味に似ています。(Da Binji だけか?)
この後も、高山ラーメン(お椀サイズ)・ご飯・味噌汁・フルーツなどがあり、食い倒れました。。
満腹で満ち足りて、早々に床についたDa Binji 。
翌朝目を覚まして外を見ると、何と雪景色!
(到着した前日は、雪は全て溶けていて、天気も良かった。)
さすが、奥飛騨!
雪が積もっているせいか、3月終わりとは思えない冷え込み。
朝食の前に、お気に入りの”木造りの貸切露天風呂”に向かい、目覚めの一風呂、です。
一風呂浴びて温まったら、朝食へ。夕食と同じ、食事用個室に向かいます。
宝美館さんは、朝食も”出来合いのモノ”は余りなく、殆ど手料理。
奥飛騨料理と言えば、忘れてはいけないのが”棒葉味噌”。
ご飯が進み過ぎ、好きな人には”危険な味”、です♫
ちなみに、棒葉味噌に”飛騨牛のコマ肉”が入ってます。
朝食を美味しく頂いた後は、最後に、もう一回”木造りの貸切露天風呂”へ♨
新平湯のお湯は、無色透明(少し湯の花の濁り)で一見地味ですが、中々に温まるお湯、です ♫
温泉で温まったら、荷造りをして、チェックアウト。
この頃には天気も回復してきて、雪景色の山々が輝いています。
今回の”新平湯温泉・宝美館”、殆ど他の宿泊客と会う事も無く、
”隠れ家での癒し”を満喫した温泉探訪となりました。
”こじんまりした隠れ家で、良質温泉を静かに堪能したい”
”華美や凝ったものでなくて良い。地のモノの手料理を頂きたい”
そんな方、宝美館さんに行かれては如何ですか?
先月に続いて、行って参りました、温泉探訪♨
3か月連続の奥飛騨温泉郷、今回は第二弾、です!
先月は雪に埋もれていた”ひるがのSA”、今月は、少し雪が少な目。春間近。。
今回は訪れたのは、奥飛騨温泉郷の古湯、平湯温泉♨
その中でも、”広大な露天風呂”と”古民家風情”で人気の”ひらゆの森”さんへ!
本館のフロントでチェックインすると、宿泊棟まで”畳敷き”の回廊を進みます。
日帰り温泉入口を通り、休憩所を通り、レストラン棟を通り、ひたすら進みます。
宿泊棟に向かう回廊は長いのですが(100ⅿ位?)、窓から庭園を
眺める事が出来、退屈しません。林、池、コテージ、などなどが見えてきます。
部屋について荷物を下すと、早速お風呂に向かいます!
こちらは、宿泊棟にある宿泊客専用の内風呂。
洒落っ気は無いですが、ひらゆの森は”広大な露天風呂”がメインなので、
ここは体を洗う場所、と割り切った感じ。
宿泊棟の内風呂を出ると、広大な露天風呂が広がっていきます。
ここは、内風呂を出てすぐの所。
”手前の岩風呂”と”四角い木の風呂”は、7つの露店風呂の中でも
最も濁り湯、です。(薄い乳白色)
泉質は、”含硫黄-ナトリウム・カルシウム・マグネシウム‐炭酸水素塩・塩化物泉”。湧出量は、600ℓ/分を誇り、このスケールでも全浴槽”源泉掛け流し”。成分総計は、複数の源泉の為にマチマチですが、1,200~1,700mg/kg辺り。
Da Binji お気に入りの、四角い木造りの露天風呂。
”木造りの浴槽”と”乳白色のお湯”が、いい感じ。
男湯には、岩風呂を中心に、魅力的な7つの露店風呂があります。
散歩しながら、お好みの露店風呂を選びます♨
広い露店風呂を中ほどまで進みます。
目の前に見える建屋は、日帰り温泉客向けの温泉棟。(宿泊客はこちらも利用可)
日帰り温泉棟の内風呂に入ります。
結構広く、木造りの独特の風情があります。
のびのびした岩風呂の上から勢いよく落ちる”打たせ湯”。
”打たせ湯”を浴びながらの露天風呂、精神が解放されます ♫
広大な露天風呂は、ついつい長湯してしまいます。。
中庭を臨む休憩所で、一休み。。
一休みして英気を養い、次のお風呂へ!
今度は、宿泊客専用の貸切露天風呂です♨
貸切露天風呂の浴槽は、お椀の様な形で、木の壁と戸で半分に仕切られています。
半分は内風呂、半分は露店風呂、になっているのです。
木の引き戸を開け閉めして、室内風呂と露店風呂を行ったり来たりします。
いろいろなお風呂に入っていますが、珍しい面白い造り。
この貸切露天風呂も、もちろん源泉掛け流し。
竹の注ぎ口から、豊かな源泉が注がれます♨
貸切露天風呂から格子柵を会して、雪景色が望めます。
この貸切露天風呂は、空いていればいつでも利用できます。
ひらゆの森には、カフェコーナーもあり、いつでもお茶や軽食が頂けます。
このカウンターで、お茶や軽食を注文し、受け取ります。
Da Binji は、ホットコーヒーを頂きました ☕
このカフェのイートインスペースの大きな窓から、森林浴ができます。
木々に囲まれてのコーヒー、心が豊かになります♫
乳白色の広大な露天風呂、個性的な貸切露天風呂に大満足。
帰りに、ひらゆの森の玄関口に佇む”看板柱”の足元を見ると。。。
看板柱の足元は、誰でも利用できる”足湯”スペースになってました!
帰り道、平湯峠の”平湯温泉入口の看板”。
今回も平湯の良質泉を堪能させて頂きました。又、来ます!
前編の個室貸切露天に続き、いよいよ後編、ハイライトの”大浴場”が登場です!
松宝苑さん自慢の、更衣室と風呂場がつながった大浴場!
”畳敷きの更衣室”と”風呂場”は、壁が無く一つの空間なのです。
ココにも、心地良いジャズのサウンドが静かに流れます♫
”檜”や”あすなろ”などの木曽五木で作られた、味わいある内風呂。
やはり、良い温泉宿は”内風呂”が魅力的なんです!
風呂の中の丸い木から、源泉が掛け流されます。
泉質は、微かに濁った ナトリウムー炭酸水素塩泉。
成分総計 1,744mg/kg とまずまずの濃さ。
湧出量は、三本の源泉から余裕の 713ℓ/分 !。
もちろん、加水・加温(冬季はある時も)・循環・消毒ナシ、の源泉掛け流し!
大浴場の露天風呂も、貸切個室の露天と同様、見えるのは林と川と向かいの山、のみ。
人工物が一切目に入らない景観に、”奥飛騨風情”を満喫です!
奥飛騨と言ったら、やっぱり”棒葉味噌”。
この辛目の田舎味噌は、ご飯が進み過ぎる、危険な味です ♫
朝食を終え、囲炉裏の間を出ます。母屋の廊下はこんな感じ。
窓からは中庭を臨む事が出来、季節の風景を間近に感じる事が出来ます。
今は、一面、雪景色 ❄
囲炉裏の間を後にし、廊下を進み、コーヒーを飲みにカフェスペースへ☕
カフェスペースは、同じ母屋のフロントの2F部分にあります。
フロントでコーヒーを注文し、2Fのカフェスペースへ。
2Fから臨む母屋・フロントも、中々に魅力的。
スタイリッシュ古民家、みたいな感じ(Da Binji 的には)。
カフェスペースは、山荘の屋根裏部屋、と言った感じ。
右手奥には、”座敷のカフェスペース”もありました(この日はお休み)。
コーヒーがやってきました☕ 部屋もテーブル・椅子も、古木の良い香りと雰囲気。
書棚の温泉本・奥飛騨本に目をやりながら、コーヒーブレイク、です ♫
ふと後ろに目をやると、格子窓から奥飛騨の静かな風景が。。
格子窓から雪景色を眺めての☕、絶品です!
しばし寛いで時計を見ると、もうすぐチェックアウトの時間です。
部屋に戻り、帰り支度をしながら、窓の風景を眺めると。。
屋根の軒下から、50cmほどの大きな氷柱が!
その向こうには、奥飛騨の山々が白く輝いています。
フロントで、Da Binji の旨を改めて自己紹介、女将さんとしばし歓談。
再訪を期し、冬晴で映える松宝苑・母屋を後に、名古屋に帰宅です。
今回は3度目の訪問、期待に違わぬ素晴らしい時間を過ごす事が出来ました。
高級旅館ではないので、過剰な設備・サービスはありませんが、1万円台で
この内容・魅力は、間違いなく、国内屈指の温泉宿と断言します。
このご紹介でピン!と来た方は、是非、訪れては如何でしょうか?
松宝苑からの帰り道、新平湯温泉から平湯温泉を通るルートをチョイス。
平湯温泉の国道沿い、平湯温泉スキー場の横を通ったので、車を停めてパチリ!
昨年10月以来、久々の温泉探訪。
今回は、雪の降り積もる奥飛騨温泉郷、新平湯温泉に向かいます。
名古屋から東海北陸自動車道を北上、”ひるがのSA”にて一休止。
岐阜の山間部、名古屋とは雪の積もり方が違います!
雪の降る中、車を走らせる事4時間弱。
途中、雪の危ない道を避けて遠回りし、到着したのは日の暮れた5時半。
今回訪れたのは、魅力的な湯宿が多い奥飛騨温泉郷の中でも、Da Binji の
中でベスト3に入る名宿、松宝苑 さんです。
松宝苑さんは、”古民家風の魅力的な館内””源泉掛け流しの風情あるお風呂”
”値段を超越した工夫ある美味の料理”で、一部マニアに高く評価されるお宿。
車を停め、駐車場から坂道のスロープを上がっていくと、そこに、
古民家風情溢れる母屋(宿の中心・フロントがある)の灯りが見えてきます。
母屋に入ると、フロント&囲炉裏端があり、スタッフがお出迎え。
ここでお茶とお茶菓子(黒豆が絶品!)を頂ながら、チェックイン。
静かに流れるジャズのサウンドが、意外にベストマッチです ♫
フロントでしばし暖を取った後、宿泊する本館へ。
母屋から本館へは、中庭に面した回廊を進みます。
本館2Fの山を臨むお部屋に入ると、個性的なソファがお出迎え。
荷物を降ろすと、早速、お風呂に向かいます♨
お風呂は、本館の(母屋とは反対側の)隣。母屋とは、中庭を挟んで向かい合っています。
ここにも、中庭に面した回廊を通って向かいます。壁が無いので、寒い。。
雪の降り積もる中庭から、大浴場の建屋を臨みます。
★この後、大浴場を堪能したのですが、写真が撮れなかったので、
浴室の様子は、翌朝の写真にてご紹介します。
母屋にある囲炉裏の個室にて、ご主人とスタッフが工夫を凝らした料理を頂きます。
”一の膳””二の膳””三の膳”に加えて、数々の一品料理が続きます。
写真は、オードブルにあたる”一の膳”と”飛騨牛の棒葉味噌焼き”。
春秋は、山菜・キノコ類が豊富に出ますが、冬は、”自家製豆腐”や”押し寿司”など
が並びます。工夫された美味な料理に、お酒も進みます ♫
これは”三の膳”。この後はデザートです。
この前に、メインにあたる”二の膳”、”イワナの塩焼き””川フグの天ぷら”などの一品料理
が運ばれてきたのですが、何と、写真を撮り忘れました!
メインを忘れるなんで。。。スミマセン、ほろ酔いでした。。。
翌朝、7時に起床。昨日から一転、今日は晴。
本館2Fから母屋を臨みます。灯りが少しおしゃれ。
朝風呂に入る為、回廊を進みます。
天気は良くなってきたのですが、やっぱり、寒い!
大浴場に向かう途中に、貸切個室の露天風呂があるので、まずは一風呂。
見える景色は、林と川と向かいの山々のみで、人工物は一切見えません。
露天というよりも、これはまさに 野天風呂 ♨
前編はここまで。大浴場からは、次回の後編でご紹介します。
是非、後編もご覧下さいね!
Da Binji 界隈の秋、前回の南・東エリア編に続き、今回は北・西エリア編。
Da Binji を北に進み、若宮大通り~栄・矢場町 方面を散策します。
まず最初に向かったのは、Da Binji から北に3分、”老松公園”です。
老松公園は、Da Binji の近所にある、小学校に隣接した、小さな公園。
昨年は、見事な紅葉を見せてくれましたが、今年は、やはり。。。
でも、遊んでいる子供たちは元気いっぱいで、それは昨年と同じでした ♪
老松公園を更に北に1分、若宮大通りに出ます。
若宮大通りは、通称”100メートル道路”、名古屋の中心部
を東西に走り、渡るのに1分ほどかかります。
並木は、あまり見事ではないものの、黄~赤に色づいています。
若宮大通りを、西に向かって歩きます。
3分ほど歩くと、左手に、”久屋大通り庭園フラリエ”が見えてきます。
歩いてきた”若宮大通り”と、南北を走るもう一つの”100メートル道路”
である”久屋大通り”の交叉する一角に、名古屋都心のオアシスである
”久屋大通り庭園フラリエ(旧:ランの館)”があります。
洋風の風情ある石垣で囲まれ、都会の喧騒から隔絶された空間。
庭園の中には、種々の木々や花々、水辺と橋の小路、カフェやレストラン、
などがあり、訪れる人に寛ぎの空間を提供しています。
ここフラリエは、昨年は見事な紅葉が沢山ありましたが、
今年はやはり、少な目です。池の畔の紅葉。
庭園の奥に向かうと、竹と紅葉の風情あるコントラスト。
竹の”緑” と 紅葉の”淡い紅”、都会の喧騒を忘れ、癒されます。
池にかかる橋の小路を進みます。
高原を歩いている様な気分になります。
フラリエで小一時間ほど散策すると、日は傾いていました。
日が暮れかけて撮る”紅葉”と”フラリエの石壁”、なかなかの風情です。
フラリエを出て、若宮大通りを東に戻ります。
振り返って、日の暮れかけた”矢場町方面(デパート街)”をパチリ。
若宮大通りを、Da Binji 近くまで戻った所。
南に3分ほど行けば Da Binji 、午後の患者様の施術が待ってます ♫
”Da Binji 界隈の秋”、如何でしたでしょうか?
今年は、暖冬の影響か、”見事な紅葉”というには今一つだったかもしれません。
それでも、Da Binji には、充分”界隈の秋”を感じる事が出来ました。
皆様は、素敵な秋を過ごされましたが?